野方菱光の取り組み

• Reduce（リデュース）：
  工事完了時に廃棄されるコンクリートの量がなるべく少なくなるように、設計段階から関与させていただき、ご要望と現場にとって最適な生コンクリートと数量をご提案いたします。
• Reuse（リユース）：
  現場から工場に戻ってきた生コン（残コン、戻りコン）は再利用が可能な場合は廃棄せず残コンブロック（リサイコロ）を作成し産廃削減に努めています。また、供試体（テストピース）は必要とされる方に無償にて提供しています。
• Recycle（リサイクル）：
  水分を多く含んだ残コンや洗車時に回収した骨材を再生資源として再利用した生コンクリートを製造・販売しています。

コンクリートの原料として用いられるセメントは、その製造過程において石灰石から多くの二酸化炭素を排出します。野方菱光ではセメントの使用量を減らした新しいコンクリート製品を開発（特許取得）し、二酸化炭素排出量の削減に貢献しています。また、一度使用した材料をもう一度生コンの材料として使用する再生コンクリートは、産業廃棄物の削減と原材料の使用量を少なくすることで環境に配慮した製品となっています。

• CNC（カーボン・ニュートラル・コンクリート）
• SCC-Sコンクリート（新技術建材研究会開発）
• 再生コンクリート

ミキサー車は大型295台・小型35台という日本でも有数の車両保有台数を誇る林グループでは、配車を集中一括管理することで効率的な配送を実現しています。お客様に新鮮な生コンをお届けできるだけでなく、配送の際の二酸化炭素排出量削減にもつながっています。

また顧客満足向上のため新たな集中配車管理システムも構築中です。完成すると複数工場の出荷・配車を今まで以上に効率よく柔軟に対応できるようになります。

野方菱光㈱飯盛工場では工場の貯水槽を地域の防災のため、防火水槽として利用できるように所轄の消防署と災害協定を2018年に締結しました。
社会貢献・地域貢献の一つとして工場の設備を利用できるようにしています。

生コンクリートはその性質上、見ただけではその『違い』が分かりにくいものです。野方菱光ではお客様ご自身の目で『違い』をお確かめいただける工場見学を実施しています。工場見学を通して生コンの製造工程を実際に体験したり、生コンクリートの歴史や基礎知識を知ることができます。マイホーム建築予定の個人の方から大型商業施設建築予定の発注業者の方、官公庁や企業の皆様の研修や学校の社会見学の一環として等、一般の方・業者の方問わず実施しておりますので、ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

生コンクリートを取り巻く環境は日々進化し続けています。「新工法・新商材がリリースされているがなかなか把握できていない」「興味はあるがパンフレットだけでは分かりにくくて…」。そんな生コンクリートに関する疑問や課題を一緒に検証することができる施設見学・体験を実施しています。業者様や大学研究向けの施設見学・体験となります。ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

• 生コンクリートに関する疑問や課題等、リクエストも受け付けていますので、ぜひご相談ください。